続いて捜査線上に浮かび上がってきたのが、「ヴィヴィ京橋」の水城りかちゃんだ。『ヴィヴィ』と聞いて、まず思い浮かべるのが、超ミニのヴィヴィスーツ。「ヴィヴィ京橋」はずっとヴィヴィの王道スタイルを貫き、多くのキャバクラファンから愛されている。
当然りかちゃんもセクシー路線で人気を博していると思いきや、どうも少し違うらしい。常連客に聞き込みをすると、「セクシーというよりカワイイというか、何かまた会いたくなる」、「女の子と付き合う前のようなワクワク感を味わえる」など、漠然とした声ばかり。これは何かある。百戦練磨の本官が、魅力のナゾを暴く!
指名して捜査開始!!
捜査開始
ジワジワ効いてくる意味ありげな笑顔
「今、りかちゃんに会ってきたんですけど、やっぱりいい♪」長い付き合いの常連客からのタレコミがあり、緊急出動。店に着くなり即指名する。
しばらくすると、りかちゃんが席に着く。小柄で目がクリッとしていてカワイイ。そして、ヴィヴィスーツも安定のセクシー度だ。
挨拶もそこそこに話しはじめると、すぐに気の合う友だちといるような居心地の良さを感じる。他のお客さんからも話しやすいと言われるだろうと話題をふると、「私、すごい人見知りなんです。きっとお客さんだから話しやすいんだと思う」と、思わず頬がゆるんでしまう返しをして、グッとカラダを寄せてくる。
ははぁ〜ん、これが手口か。まずは親しみやすい雰囲気でこっちを油断させておいてからの、セクシー攻撃。
そら、誰でもコロリといくわ。ただ、本官にその手が通用するかな? ゆっくりとお手並み拝見といきますか。
たわいもない話題を楽しい雰囲気に料理する能力が、キャバ嬢の人気を決める大きな要素だと本官は常々考えている。その点でいえば、りかちゃんは一流だ。例えば、今日食べた昼ごはんの話をしても、「店員がこんな人で、そういう人って家では意外に・・・・」と、自然に会話がはずむのだ。するとこっちは気分が良くなり、どんどん話をしたくなる。
しかも、りかちゃんは話しだす前に「ムフンッ」と笑うクセがあり、これが、強いボクサーがジャブを連打して相手の動きを止めるように、「何かこの子、カワイイ」、「自分に興味を持ってくれているんじゃないか」と思わせる威力を持っているのだ。これが計算なら、男を勘違いさせる罪な女である。
お酒が入って予想外の展開にッ!
りかちゃんは最近二十歳になってお酒が飲めるようになったということで、一緒に飲むことに。本官も気分がノッてきて、お酒がすすむ。
「りかちゃんは酔うとどんな感じになるの?」オヤジ世代にありがちな質問だが、決してやらしい気持ちで聞いているわけではない。キャバクラ警察だと感づかれないための作戦である。ところが・・・
「酔うと女の子にキスするクセがあるんですよね」という、りかちゃんの返答に動揺してしまう。
「またまた〜、よくそんな感じのことを言う子はいるけど、実際にキスする子なんていないよ」
「私の場合は本当にしてるみたいです。自分ではほとんど覚えてないですけどね」
本当か、それとも興味を引くための釣りか? もし本当なら、間違って本官にもキスをしてくれるんじゃないか? 妄想と期待が頭の中を駆け巡る。
そうこうしている間にりかちゃんがホロ酔い状態に。そして、仲良しの女の子が出勤してきたのを見つけると、おもむろに近づいていき、ギュッとハグをするではないか!
相手の女の子もノリが良く、二人でイチャイチャしはじめて、最後には本当にキスをする盛り上がりよう。
ただ、りかちゃんは酔っていても、絶対に本官とはキスをしない判断力は保っていた。
中年男性ころがしの本領をついに発揮!
延長で捜査続行
本官も楽しくなり・・・いや、もっと突っ込んだ捜査が必要だと感じ、延長することに。りかちゃんは、至近距離から本官のほっぺをツンツンするなど可愛い仕草にテンションは急上昇! 延長して良かった・・・。
こちらの想いを察したのか、りかちゃんの腕が本官の腕にからみついてくる。
何だろう、胸の奥がモゾモゾする、この感覚。お願いだから、本官をとことんイロってぇ〜!!
そして、りかちゃんの接近接客は、ついにこんな感じに!
「イロかけ三段活用」 と呼ぶにふさわしい、しり上りにテンションが上がる接客術。りかちゃん、サイコー!!
ただし、最後の写真は、本官の妄想を視覚化した完全なるフィクションです。ご了承ください。
りかちゃんが、計算ではなく、素の魅力で「カワイイ」と感じさせるところが判決のポイント。容疑が単なる誘惑罪なら無罪だが、今回は天然誘惑罪だったために有罪とさせてもらった。
中年男性ころがし罪については完全に有罪。りかちゃんと話していると本当に楽しい。30代後半以上の男性は、彼女の手のひらで思いきり転がって楽しむことをオススメします。
指導
親しみやすい性格は天性のもの。中年男性だけでなく、若い人もワイワイと楽しい時間を過ごすことができるはず。実際に、りかちゃんを指名するお客さんの大半は、20代〜30代前半だという。今回の捜査をきっかけに、これからはもっと中年男性にも夢とロマンを届けてもらいたい。それでこちらが誘惑されたと勘違いできれば、こんなうれしいことはない。是非とも訪れてほしい。
総 括
今回の容疑者も強者だったが、本官の冷静かつ鋭い捜査によって解決し、「ピーチョコ」および「ヴィヴィ京橋」で安心して楽しめるようになった。
今回の捜査を通じていえるのは、「いつも行っているキャバクラと違う感じで遊びたい」という時には、「ピーチョコ」がオススメということ。ねむちゃんをはじめとするバニーガールが、脳内ボルテージを上げてくれるに違いない。
「キャバクラ選びに失敗したくない」という時は、「ヴィヴィ京橋」で決まり。京橋の親しみやすい街の雰囲気と相まって、キャバクラを堪能できるだろう。
今後もキャバクラで魅力的過ぎる女の子を見かけたら、キャバクラ警察に通報を。本官がすぐに駆けつけます!