１週間キャバ巡り
日曜日
ビルまるごとコスプレ三昧ある夜、ビルの片隅で
期待と不安を抱きながら
未知のコスプレラウンジへ
いよいよ怒涛の１週間キャバ巡りもラストナイト。最初はカラダがもつのか不安だったがキャバクラの楽しさを凝縮して体感したことでテンションはウナギのぼり。ということでフィナーレを飾るのは、コスプレラウンジ「ある夜、ビルの片隅で」。実は今回が初体験。道頓堀沿いをしばらく歩くと店舗発見！外壁一面にアニメキャラが描かれた巨大看板が掲げられている。そして、入口にはコスプレをした女の子が立っている。これまでのキャバクラとはまったく異なるインパクトだ。期待と不安が入り混じった複雑な気分で禁断の聖地（？）に足を踏み入れた。
訪れる者を引き込む
圧倒的な別世界
店内に入ると、これまた壁一面に描かれた女の子たちが目に飛び込んでくる。現実の世界とのギャップに戸惑っているとイケメン店長さんがシステムの説明をしてくれた。基本的には通常のキャバクラと変わりないが大きな違いはレイヤー嬢と呼ばれる女の子がほぼ全員ガチなコスプレイヤーであること。さらにビル全体がコスプレラウンジという特徴を活かした仕掛けもあるという。１階はコスプレバーになっていてチャージ料金なし、オールドリンク500円で気軽に雰囲気を楽しめる。ビールを注文して一旦気持ちを落ち着かせていると上のフロアからレイヤー嬢たちが現れて、タニマチ（お客様）に挨拶まわりをはじめる。なるほど、素人でもガチのコスプレイヤーであることが分かる。
マスター（店長）の案内によると、ここで気に入ったレイヤー嬢を見つけて緊急召喚（場内指名）すると上のラウンジフロアでじっくりツーショットトークを楽しめるとのこと。２階と３階はラウンジフロアとなっていて、それぞれ異なる雰囲気のインテリアになっている。ポップなテイストの２階よりも、ゴシック調の３階が気分的にフィットしたのでフリーで３階へ通してもらう。最初についてくれたのは『ななり〜☆』ちゃん。セクシーかつキュートなコスチュームが彼女の抜群のスタイルをさらに際立たせている。ななり〜☆ちゃんは根っからのゲームと少年マンガ好きでキャラクターになりきるためにコスプレも一切の妥協はしないという。時には、かなり際どいセクシーコスチュームを身にまとって参戦（出勤）するらしい。昔のマンガの知識も豊富で自然と会話も盛り上がる。このまま、ななり〜☆ちゃんと話したい想いもあったが、もっといろいろなレイヤー嬢と話したかったので一旦スルー。次についてくれたのはロリ美少女的な『ひな』ちゃん。明るく元気で、個性のかたまりという感じ。ななり〜☆ちゃんとは別の意味で気分がノってくる。４階がカラオケフロアになっているというので、ひなちゃんを緊急召喚してGO！オレが往年のアニソンを歌うと、何と、ひなちゃんがフロアに設置されているミニステージに上がり曲に合わせてオタ芸を披露してくれるではないかッ！こうなったら全力で楽しむしかない！つづいて、ひなちゃんが最近のアニソンを歌う。知らない間にオレもステージで踊っている。コスプレラウンジって楽しいかも・・・いや、間違いなく楽しい。またひとつ、新しいキャバクラの楽しみを知ってしまった！
１週間キャバ巡りを終え、ミナミの楽しさを思い知る
いやぁ〜楽しかった！１週間連続でキャバクラを堪能するという普段の生活ではまずありえない体験をして改めて実感したのは、キャバクラの楽しさとミナミの奥深さだ。今回取り上げたキャバクラはオールラウンドな超大箱からニュークラブ、そしてマニアックな店舗までさまざま。どの店にも個性があり、それぞれの楽しみ方があった。また、同じ店であっても訪れた日によって女の子やこちらの気分も異なるため新鮮なときめきを感じることができるのだ。これだからキャバクラはやめられない！そして、こんなバラエティに富んだキャバクラが集まるミナミの凄さも忘れてはならない。とにかく街が元気で活気であふれかえっている。いろんな人たちの楽しみや夢、欲望などを吸収し、進化しつづけている街は世界でもオンリーワンといえるだろう。当然のことながら今回訪れたキャバクラは、ごくごく一部。まだまだ体感したことのない店がたくさんあり、これからも新たに生まれつづけることは間違いない。大阪に、いや日本にミナミがあってホントに良かった。もし許されるなら、来週もぶっ通しでキャバ巡りがしたい！
