人気キャバ嬢なりすまし罪じゅんな(ある夜、ビルの片隅で / B4)
「世の中には自分とソックリな人が3人いる」と言われる。
今回の捜査レポートは、本官がある美女に仰天するほど似た人物に出会ってしまった話である。(頭の中でSFミステリードラマ『Xファイル』のテーマ音楽を流してください)
その美女とは、大阪ミナミにあるコスプレラウンジタワー「ある夜、ビルの片隅で」(以下「あるので」)の、じゅんなちゃん。
そして、この人気キャバ(レイヤー)嬢にソックリな人物が、「あるので」のすぐ近くの心斎橋・日本橋界隈に出没したのだ! しかも同じラウンジ系のお店に!!
それでは早速、謎が謎を呼ぶミステリーの一部始終をご覧いただこう。
捜査開始
事件のはじまりは
じゅんなちゃんとの出会い
初めてじゅんなちゃんと出会ったのは、本官が私服パトロールで「あるので」を訪れた時。飲み屋でほろ酔い気分になったところで、パンチの効いた店に行きたいと思い、「あるので」に足を運んだのだ。
その時、『賭ケグル○』の桃喰リ○カに扮した、じゅんなちゃんがついてくれたのである。
「あるので」のレイヤー嬢の大半がそうであるように、じゅんなちゃんもかなりのコスプレ好き。この日のコスチュームももちろん自前。
しかし実は本官、特にコスプレファンというワケではなく、最近のアニメについても疎いサブカル弱者。桃喰リ○カというキャラクターも、この日初めて知ったくらいである。
最初のうちは、じゅんなちゃんのカワイイ顔と、そこはかとなくセクシーなミニスカートを交互に見ながらトーク。
バニーバー「B4」で
なりすまし美女、発見
それから数日経ったある日、ネットでキャバ巡回をしていたところ、心斎橋にあるバニーバー「B4」で、じゅんなちゃんと瓜二つのバニーガールを発見したのだ。
その写真がコレ!
顔だけ似ているのなら「世界に3人いるソックリさんのうちの1人か」と驚いて終わりになるが、何と名前も同じ「じゅんな」と記されているではないか!
もしかして、「あるので」のじゅんなちゃんと同一人物? いやいや、それは可能性として限りなく低い。
何やら、人気レイヤー嬢の人気を利用した“なりすまし”のニオイがする。これはキャバクラ警察として見逃せない。
しかし何の確証もないため、「B4」に潜入捜査することにした。
以前このコーナーで取り上げた通り、「B4」は美女率が高いだけでなく、バニーガールのセクシーな後ろ姿を外からバッチリおがめるのが魅力。
しかも定期的にニーハイソックスならぬニーハイ網タイツを履いて生尻を露出し、絶対領域ならぬ領域展開な「生尻イベント」を開催しているというからたまらない。男の願望をくすぐるどえらい企画である。
本官が訪れた日はほぼ満席状態で、容疑者であるじゅんなちゃん似のバニー近くの席が空いていない。普段はバニーがいろんなお客さんとトークができるよう、適度に移動してくれるのだが、この日に限って本官の前にじゅんなちゃん似のバニーは来てくれない。
店内のバニーたちに見とれつつ、じゅんなちゃん似バニーをマーク。
しかし距離があることに加え、「あるので」でのじゅんなちゃんがコスプレ姿だったため、しっかり確認できない。
しばらく様子をうかがっていると、じゅんなちゃん似バニーがカウンター越しに胸を強調する前傾姿勢になっているではないか!
しかし一見大胆なポーズに見えるものの、カウンターをフェンス代わりにして絶対にお客さんの手が届かない距離をキープしている。それはまるで一流ボクサーを彷彿とさせるガード技術である。やはり、ただ者ではない。
本人が真相を激白!
謎の終着駅は「B4」
結局この日は決定的な証拠をつかめず終了。
行き詰まった状況を打開するため、再び「あるので」に行き、じゅんなちゃん本人に確認することに。約束していたエ○ザ・スカー○レットのコスチュームをたずさえて・・・・。
「あるので」を訪れたのは、「B4」にいるじゅんなちゃんが別人なのか本人なのかを確かめるためだった。ところが、じゅんなちゃんがプレゼントしたコスチュームに大喜びしてくれ、こちらも浮かれてしまったせいで確認するのを忘れてしまったのだ。我ながら大失態である。が、また似たようなことがあれば、同じ過ちを繰り返す自信がある。
前日のミスを取り返すために、またまた「B4」へ。一体、本官は何をしているのか・・・・。なりすましを暴く使命感というより、セクシーなバニーに会いたいだけのような気がしないでもない。
ラッキーなことに今回はじゅんなちゃん似のバニーの前に座ることができ、早速確認しようと顔を上げると、「こっちのお店にも来てくれたんですか〜、うれしい!」と、聞き覚えのある声。
ということで、「あるので」のじゅんなちゃんと、「B4」のじゅんなちゃんは同一人物であることがあっさり判明。2店をかけもちしている理由をたずねると、変身願望があり、いろいろなキャラになりきることに言葉では言い表せないワクワク感をおぼえるのだとか。人の心の中は実に深いものである。
ていうか、じゅんなちゃんは「あるので」と「B4」をかけもちしていることをシークレットにしていたワケではなく、こっちが勝手になりすましを疑っていただけの話である。しかも、アニメのキャラやバニーガールなど、いろいろなじゅんなちゃんに会えるので、こちらとしてもうれしい限り。
■指導
2店舗で活躍するのは大歓迎だが、「B4」で見せた悩ましポーズはイエローカード並。さらに、じゅんなちゃんに魅了されたら、本官のように「あるので」と「B4」を行ったり来たりすることになるので、魅力を振りまくのはほどほどに。